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(5/9/2022更新中)ボクシング:カネロ・アルバレスvsディミトリー・ビボル
初めに:カネロ・アルバレスと言えば、試合序盤に相手を誘い込み、一定距離まで相手が接近して来る癖を付ける様に仕向け、プレッシャーをかけながらカウンターを打つを繰り返す、典型的なアグレッシブカウンターパンチャーですね。前傾姿勢で前後に移動するだけと言う単純な仕掛けですが、その前後の移動のタイミングと距離の取り方が天才的に上手く、トップ選手達が誘い込まれ引き込まれてしまいます。そして相手がその仕掛けに対...
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ゲンナジー・ゴロフキンvs村田諒太
村田諒太選手が9ラウンドTKOで敗北してしまった試合で、同時にゴロフキンがカネロ・アルバレスへの再挑戦、他の選手との統一戦のチャンスを再び手にした、または失わずに済んだ試合でもあります。今回は、村田選手の言う明確な技術力の差、そして村田選手個人が感じたパワーがどの様に影響したのか。それを見て行きたいと思います。個人的には、技術面で差があるのは試合前から明らかだったのはともかく、スタイルの相性的には村田...
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ボクシング:アメリカと日本のプロのレベルが違うと言われる理由
たまに同じ駆け出しのプロでも、日本はアメリカのプロボクサーよりも圧倒的に弱い何て事を言っている方を拝見しました。両国のプロボクシングのシステムを知っていれば、それは当然だろうとなります。アメリカの駆け出しのプロボクサーが、日本の駆け出しのプロボクサーに負けてたまるか所か、負ける事自体あり得ない、話にならないとなります。この理由は至って簡単で、アメリカのプロボクサーはアマチュアボクシングで経験をそれ...
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ボクシング:ローマン・ゴンザレス(近接戦闘の解説)
初めに:ローマン・ゴンザレスことロマゴンと言えば、個人的にはインファイターの教科書の様な選手です。今回はそんな彼の最近の試合、フリオ・セーザー・マルチネスと言う若手のハードパンチャー相手に、主に至近距離で相手に全力を出させず、休ませず疲弊させ、完勝した試合について断片的に解説して行きたいと思います。インファイトの技術が必須となる中距離と違い、至近距離での殴り合いはベテランの領土、縄張りと言える程、...
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ボクシング:誰も知らない本物のフリッカージャブとは
これは誰も知らないと言うよりは、日本の記事や動画でまだ見た事が無い、正しいフリッカージャブについてです。日本では下から上に向かって打つジャブを全て「フリッカー」だと思い込んでいるのは、それ以外知らないからだと思っています。下から上に向かって打つタイプで代表的なジャブは、フリッカージャブとアップジャブの二種類です。最初にアップジャブ、次にフリッカーを画像を付けて解説します。フリッカージャブで特に有名...
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